猫好き俳優 東正実の またたび☆

俳優 東正実の東南アジア旅

ミッション 空港を脱出せよ!

 

午前10時50分
なぜか僕はまだ空港内にいた。。


空港到着からすでに

”5時間以上”たっている

それなのに僕は

まだ空港を出れないでいた。。

 

  時を戻そう。

 

インフォメーションの人のアドバイスに従い
飛行機から直の 謎の列車に乗り
(僕がそう思っていただけで、空港内を移動する電車でした(^^;)

降りると、ちゃんと入国審査のイミグレーションがあった。

他の飛行機も着いているのか

かなりの人数がいた。

ほっと胸をなでおろしながらも

まだ油断はできないと観察してみると
どうやら外国人とマレーシア人で並ぶところが分かれているようだ。

列をよく観察し
明らかに外国の人たちが並んでいるところに並ぶ。

 あぁ 僕は生まれて初めて外国人となったのだ。。

と妙な感慨があった。

並んでいる先の表記には
「FOREIGNER」
と書いてある。

 なるほど、外国の人は

 フォーリナーというのか。

 ふむふむ、アイム ふぉーりなー。

  フフフ。。

早速、新しい英単語を バッグパックの前に

ゲットする。

 

結構な時間並んでやっと自分の番が来た

ドキドキしながら 地球の歩き方で予習し
機内で書いておいた入国カードを渡し、パスポートを渡す。

入国審査官はじっとパスポートを眺めている

何しろこっちは人生初めての入国審査である
後ろめたいことは何一つないのに


 ドキドキが止まらない!!


だって入国審査なんて
中川家のコントでしか見たことがない。。


しばらくして

審査官に
列の前の人と同じように
指紋をとる機械に
両手の人差し指を押し付けるよう指示された

そして    無事!!

入国出来たのである。

…案外あっけないものだった

 

だが感慨にふけっている暇は僕にはない

バックパックを取り戻さなければ!

イミグレーションエリアから出てみると

なんとも大量のレーンが…

20レーン以上ある!!

落ち着け と自分に言い聞かせて

自分のレーンを調べて探す

遅れて来たせいか…

僕のレーンのバッグは空っぽに近く
人もほとんどいない


ドキッとしながら
じぃ~っと待つ。。


全然出てこない。。


ひとまず、飛行機からここに来るまでに疲れ切っていた僕は
自分のレーンが見えるベンチに座って待つことにした。

しばらくレーンを眺めながらぼうっとこれからの事を考えていた。

当たり前だが
まずお金を下ろさなければならない

携帯はシムフリーではないので
安全なWIFIを見つけなければならない

KLセントラル駅の
ホテルまでの行き方を調べなければならない

 

そんなことを考えていたが
待てど暮らせど
バッグは一向に出てこない。。

 あれ?これ詰んだんじゃね?
 ロストワールドじゃね?

と、一人でいる不安と相まって
ちょっと泣きそうになったその時

バッグが!流れてきたのである!!


目立つようにわざと選んだ
グレーに赤色がお洒落な

グレゴリーのバックパックである!!

僕の大事な大事なグレゴリーちゃん!

お気に入りのグレゴリーちゃん!!

旅立つ前日に枕もとに置いて寝た

グレゴリーちゃん!!!

 

 

そのグレゴリーちゃんがレーンの奥から

のれん?のようなものを
くぐって来たのを
見たとき!


僕は
デロリアンでドクが
未来から戻って来た時くらいの
感動を覚えたのである!

 

慎重な僕は

100均のワイヤーロックはかけていたが

あまりに遅く出てきた為

何かされてたんではないか心配になり

中身を確認して見た…おお!!

どうやら、中身も無事なようである!

 

バッグを無事ゲットした僕は

次にお金を下ろすことにした


初めて見る海外ATMの前に立つ

何か自分がひどく目立っている気がする

なぜなら
周りはすべて言葉も通じない人間ばかりである…
周りの全員が僕を見ている気がする。。

治安も悪いに違いないと思っている私は

周りを見渡し
 俺の金を狙っているのは
 俺はわかっているぞ!
とばかりに周囲に睨みを利かせ

付近に人がいなくなったタイミングを見計らい
今だ!!!
とばかりにATMの前に立ちはだかった!!

これからATMに

LET's Challenge!!

挑みかかるのだ!!

 

銀行のキャッシュカード以外で
しかも外国のお金を初めて下ろすのだ!

とにかく気合を入れて機械をいじってみる

まずカードを入れるらしい

事前に作っておいたプリペイド式の
VISAのクレジットカードをATMにいれた。

画面の ENGLISH というところを押し

進む

CREDIT CARD という画面のボタン選び

 クレジットカードはさすがに解るもんね!!

と強がり 進む

何やら四桁打つらしい

 ふんふん!暗証番号でしょ!!
  さらに強がり 四桁押し 進む


進んでいく…


しかし、英語が良く分からない

急に知らない単語の画面ボタンが 6つほど出てきた。。

 

冷や汗をかきながら

色々いじってみる

変に進み
エラーでカードが戻ってくるのを繰り返し

やっと

 WITHDRAWAL

という画面ボタンで下ろせそうだと何となく理解した。

なぜなら金額を打ち込むであろう画面が出て来たからだ!


勘と なんとなくこうだろう?

という気持ちだけで
限りなく適当にお金を扱っているのだから

日本でやってたらありえない。

なんとも恐ろしい話である。。


やがて
 何ドル下ろす?

という画面で 僕はフリーズした。

 いくら下ろすか全く考えていなかった…


しばらく考えていると

時間切れでカードが戻って来てしまった…


ここで僕がとった行動は、

いったんベンチに戻って、

深呼吸をし 落ち着く。

というものだった。

 

ATMとの格闘と、入国審査で、
僕の心は、すでに折れかかっていたのだ。。

 

続く

f:id:matatabihaiyuu:20201017163843j:image

↑ 空港 マレーシアへようこそ!


f:id:matatabihaiyuu:20201017163849j:image

↑ 旅の中 ずっと一緒の グレゴリーちゃん

 

 

次話

azumamasami.hatenablog.com