猫好き俳優 東正実の またたび☆

俳優 東正実の東南アジア旅

ミッション 空港を脱出せよ! エピソード3

 

午前9時20分

 

クアラルンプール国際空港の地下改札に降りてきた僕は
早速チケット窓口でKLセントラル駅行きの切符を買い求めた。

対応したのは
まったく愛想のない
ちょっと感じの悪い男性係員だった。

先ほどのインフォメーションの男性とはエライ違いである

何となく嫌な予感がしたが

KLセントラル駅へ行きたいと伝えた。


彼は、僕を一瞥し

 55リンギットよこしな。

と言ったように聞こえた。。

 15.5(フィフティーン ファイブ)

 リンギット

と聞きかえすと、

 55(フィフティッ ファイブ!)

 リンギット!!

と キレ気味に返された。


 えええ??    
               
僕はびっくりした。
なにせ日本円で1,400円以上である

一晩の宿代とほぼ同じである!

さっき調べたところによると
30分か40分しか乗らない電車がである?!
日本でも 地元の横浜から熱海まで行ける値段!

 そンなにするわけないダロ?!

今思うとその時の僕は
絶対騙されないぞ!という
変なスイッチが入っていた

 

 (ほォ!!これが世にいう 

   ぼったくりですか!!

  いくら懐に入れる気や!?

      オマエさん?! )

 

 「じゃ、いいですゥー!!」

と言って僕は怒ってその場を離れた。

 ぜってーあいつからは買わねえ!!
 っつーか、マレーシア!なんなん?!
 マジでなんなん?!

と僕は、呆れてブツブツ言いながら 歩いているうちに、

いつの間にか最初の場所まで戻って来ていた。

 

振り出しに戻った… が仕方がない。

今のところ、僕にとってのマレーシアの世界は

"飛行機を降りて~電車の改札まで "
しかないのだから。。

ここに戻るしかなかったのだ。

(この出来事の言い訳をさせてもらうと
 その時の僕は、疲れと疑心暗鬼で
 みんなが悪意を持っているように

 感じてしまっていたのだと思う
 普通に考えたら
 マレーシアの国際空港の
 ちゃんとしたチケット売り場で職員が

 そんなことするはず無いからである 笑)

 

そんなことに考えが及ばない当時の僕は、
あの職員が窓口業務を交代したら、違うスタッフからチケットを買おうと、

本気で憤慨していた。

 

もう恒例となったベンチ休憩をしながら、
やっと繋いだWi-Fiで、なんと!

日本の漫画アプリが、外国でも見れる事に驚きながら、つい漫画を読み、現実逃避をしたりして。。

 

やっと どうしようかと、現実世界に戻って来た僕に、向こうにあるバーガーキングが目に入った。

 そういえば
 昨日深夜に羽田空港を出発してから
 何も食べていない。。

ハンバーガー屋を見て
胃が急にアピールしてきた。

 とりあえず、バーガーキングなら

 お腹を壊すこともあるまい。。


僕はマレーシアで初めての食事をとることにした。

 

続く

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↑ マレーシアの改札

 

 

次話

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