カンチャナブリーツアー編
第141話 乗り乗りツアー 最後はお墓参り? 象へのライドを満喫した僕らツアーメンバーは皆、心なしか童心に戻った様な良い顔をしていた。 象から帰ってきた僕たちは、お互いに撮り合っていた写真を交換する事にしていた。 象に乗ってる最中に僕は、写真を…
第140話 象に乗った壮年と少年 まさか象さんに乗れるなどとは思っていなかった僕は、本当にこれが現実なのか?とさえ思っていた。 タイにあまり詳しくない僕は、ゾウといえばインドかアフリカ、という風に、全く象に対する知識がなかった。 なので、タイ…
第139話 聴き流し者に訪れる ライドオンタイム よくよく考えたら、僕はこのツアーの事あまり解っていなかった。 ツアーを勧めてくれた日本人店長さんの話を、僕はあまりちゃんと聞いていなかったみたいだ。。 最初にツアーを紹介された時、僕は舞い上がっ…
第138話 戦争の傷痕 カンチャナブリーの有名な橋は、僕の記憶の中の映画では、爆破されていたはずだった。 だが実際には架け直したのか、立派な鉄橋が川に架かっていた。 現地に着くと、そこには地元のガイドが待っていた。 運転手と仲良く喋り、バトンタ…
第137話 空飛ぶワゴン ツアーバスを待つ僕のアタマには、真矢みきさんの声がリフレインしていた。 「 …あきらめないで。 」 そんな僕は、しつこく 色々なワゴン車に話しかけていた。 しかし、その内に僕はある事を思いついた。 単純な事だった。 それは、…
第136話 戦場に架ける橋への試練 朝、スッキリと目覚めた僕は、シャワーを浴びてから、早朝の気持ちのいいバンコクを ツアー会社へと向かっていた。 昨日、タクシーで寝てしまった僕は、宿の近くで運転手に起こされ、無事 部屋へと辿り着いていた。 そし…